■褐色森林土とは? 褐色森林土とは温帯湿潤気候の樹林下に生成される褐色の土壌のことを言います。大陸の乾燥地帯を除く、亜寒帯から暖帯までの中緯度地方の土壌に広く生成され、日本では主として山地斜面の広葉樹林下に […]
■国有林とは? 国有林とは国が保有し、管理する森林のことを言います。日本の森林面積のおよそ3割を占め、林野庁管轄のもと7つの森林管理局と98の森林管理署、14森林管理支所によって管理運営されています。国有林 […]
■森の役割 毎年のように更新される最高気温や降水量、観測史上初という言葉はもはや日常的になりつつあります。豪雨による土砂災害も後を絶たず、さまざまな防災策が講じられる中、改めて見直されているのが森の持つ水源 […]
■マングローブとはどんな植物なのか マングローブとは海水の干満の影響を受ける地帯に生育する樹木群の総称です。その語源はマンギ(潮間帯に生育する樹木)+グローブ(群落、小さな森)、ヒルギ科やクマツヅラ科、ハマ […]
どんなにまっすぐ伸びた樹齢50年の杉の木でも、はじめは小さな苗でした。人工林は主伐をした後に新たな苗を植栽し、それを保育して再び森へと育てます。そのスタート地点である苗木が、実は一番コストがかかる工程であることはあまり知 […]
日本は世界的に見ても森林保有率の高い国です。古くから緑豊かな森、清涼な空気、澄み切った水を「自然の恵み」としてきましたが、これらはみな「森林の多面的機能」がもたらす恩恵でもあります。森林の多面的機能と文化的機能に林業はど […]
日本の歴史と「林業」とのかかわりは切っても切れないほど深いものです。 古来より日本人は木で家を作り、木で道具を作り、木を植えて森にし、そして木を信仰して歴史を紡いで来たと言っても過言ではありません。 現代まで日本の重要な […]
大型の重機やチェーンソー、オノ、ナタを使い、自然を相手にする林業では少しの気の緩みが大事故につながります。 あらゆる業界でのリスクアセスメントが問われる時代となっている今、林業においてのリスクアセスメントはどのような考え […]
一時は就業人口の減少により業界全体で危機感のあった林業ですが、近年林業就業者は増加傾向にあり、各地で実施されている「緑の雇用」の就労セミナーや説明会では多くの若者が列をなして林業の話を聞きに来ていると言います。 林業は誰 […]
森林防災と聞くと「山を守る」というイメージがわきますが、実際にどのような事をするのかまでは想像できない人も多いことでしょう。 「防災」ですので、言葉の意味通りに受け取ると基本的には「災害から山を守る」事を指 […]