建機レンタル | 2018年8月29日
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建設現場や工業用として使われる掃除機には特殊なタイプがあります。
吸い込むものがゴミ屑だけなら吸引力が強い掃除機で対応できますが、金属片や工場で排出される液体などが対象の場合は、エアーバキュームクリーナーが適切です。
ここでは、エアーバキュームクリーナーの概要や活用用途、使い方、レンタルの方法などをご紹介します。
工業用の掃除機には、強力な「バキュームクリーナー」と呼ばれる機種があります。
その中でコンプレッサーを利用して吸い込むタイプが「エアーバキュームクリーナー」です。
エアータイプのメリットは、コンプレッサーの空気を用いるため構造的に電機部品や回転部品がなく、危険物も回収できる点です。
また、回転部分がないことで故障が少なく、簡単なメンテナンスで長期間性能を維持できるという利点もあります。
電気を使用しないので、漏電の心配もありません。
吸い取るゴミに関しては「乾湿両用」となっていれば、乾いたものと液体の両方に対応します。(片方のみ対応の場合は、乾式がドライバキュームクリーナー、湿式がウェットバキュームクリーナーと呼ばれます)
形状としては、ゴミを収納するペール缶とそこに接続された吸入用のエアーホース、コンプレッサーから送られてきた圧縮エアの入り口など、というシンプルな作りになっています。
固体も液体も強力に吸引できるエアーバキュームクリーナーは、業務用として、工場や建設作業現場などで主に使われています。
吸引できるものは、メーカー、ノズルの形状、パワーなどによって多少異なりますが、基本的に、固体なら重い切削粉や金属片、金属切粉、鋳物切削片、砂、セメントアルミ片、サンドブラストなどが対象です。
液体の場合は、油や水・ヘドロ、廃液などとなっています。
エアーバキュームクリーナーは単体では可動せず、空気を送り込むコンプレッサーに繋げて使います。
使用場所まではキャスターで移動させることができ、後は通常の掃除機と同じようにホースの先のノズルを吸引したいモノに近づけて吸い込みます。
固体も液体もまとめて吸い取ることができ、使用後はエアーバキュームクリーナーそのものを丸洗いできる点も便利です。
ヨシカワで扱っている主なエアーバキュームクリーナーは、三立機器の型式A-5(乾湿両用・選択切り替え)になります。
本機のスペックは、吸入圧47(4800)kPa(mmAq)、使用空気圧0.59(6)MPa(kg/cm2)、消費空気量4m3/min、エアーホース径3/4×2吋、吸込ホース径38 (50、75)mm、タンク容量200L、寸法725×725×1360mm、重量(リッドのみ)25kgです。
レンタルご希望の場合は、お近くの営業所へお問い合わせ下さい。
詳しい仕様やレンタル価格などについてお伝えいたします。
なお、ご利用には使用空気圧と空気量を満たすコンプレッサーが必要となります。
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