建機レンタル | 2018年8月6日
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穴をほったり、土砂をすくい上げたり、建物を解体したりと、建設現場や土木工事の現場で様々な活用方法のある建機がユンボです。
万能な建機なので操作方法が難しいように思う方もいらっしゃるかも知れませんが、意外と操作方法は簡単でシンプルです。
コツさえつかめば誰でも動かすことができる建機なので、ここでは基本操作や運転テクニックなどについて説明します。
ユンボとは、運転/作業者が座る操縦室(キャビンやキャノピーとも)の脇から長いブームとアームが伸び、先端にはバケットを装着した建機の通称です。
元はフランスSICAM社の製品名(日本ではレンタルのニッケンの登録商標)で、流通量が多かったため、通称として定着しています。
アームやショベルなどを動かす動力として、ディーゼルエンジンなどから油圧を得て、それを油圧力として使用します。
そのため、現在の通称としては油圧ショベルという名前も定着しつつあります。
名称については、ほかにもバックホーやパワーショベル(元はコマツの商品名)、ショベルカーなどとも呼ばれます。
混同されがちな、ユンボとバックホーの違いについてですが、バケット(ショベル)が操縦者(オペレーター)向きに取り付けられている場合、バックホーと呼びます。
つまり、バックホーをユンボと呼ぶ場合は間違いではなく、ユンボをバックホーと呼ぶ場合はバケットの形状によっては間違いになることがあります。
ユンボが便利なのは、アームの先のバケットを様々なアタッチメントに変えられる点です。
バケットの形状だけでも、通常のものを始め、幅広や狭幅、掘削や整地も出来る法面、砕石掘削作業に使えるスケルトンなどがあります。
巨大なハサミのような破砕機(割機)を取り付ければ、木材はもちろん鉄筋や鉄骨、コンクリートなどの解体・破砕作業に使えます。
ほかにも、掴む作業ができるものやバケット内で撹拌できるもの、垂直に掘ることに特化したものなど、作業内容に合わせて多彩なアタッチメントを取り付けて、色々な作業ができるのがユンボの特徴です。
ユンボの操作方法は覚えれば簡単に操作できるシンプルなものです。
まず、ユンボ自体を前進/後退させたり、回転させるのは、操縦者の足元から伸びる2本の長いレバーです(機種によっては足元のペダルの場合もあり)。
レバーは、前に倒すとクローラ(履帯、キャタピラ)が前へ回転し、後ろに倒すとクローラが後ろに回転します。
そして、操縦者の両サイドには、手元で操作しやすいジョイスティックタイプのレバーがあり、ブームやアーム、バケットを操作できます。
ユンボの基本操作は上記で説明したようにシンプルです。
基本的には、頭で考えなくても動かしたい方向、作業内容に合わせてレバーを動かせるようになれば、作業をこなせるようになるでしょう。
習熟のためには、ユンボに乗って練習を繰り返すのが一番です。
最近ではユンボの操作を体験できるゲームやアプリもあるので、イメージを高めるために利用するのもありです。
また、クローラの向きは横より縦方向のほうが、車体が安定して作業がしやすくなったり、バケットシリンダとリンク、アームシリンダとアームが直角の時に、各シリンダの押し出し力が最大になる、などの知識があるとさらに作業を効率よく無駄なく出来るようになります。
以上がユンボの操作に関連する情報になります。
作業できる内容が多彩で、様々な現場で活躍するのがユンボです。
操作を覚え、コツを掴めば掘削や解体、積み込みなど、様々な作業をこなせるようになるので、幅広くユンボを活用してはいかがでしょうか。
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