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コンクリートを砕く(壊す)ための機械にはどんなものがある?

建機レンタル | 2018年2月27日

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硬く強固なコンクリートですが、建物を壊す際や、新しいものを作る時、一部変更を加えたいときなど、砕いたり、壊したり、割ったりする必要があります。

 

その場合、砕く(壊す)ための機械はどのようなものがあるのでしょうか?

ここでは、手持ちの工具から重機(建機)で使う機械まで、コンクリートを破砕できるいろいろな機械をご紹介します。

 

■手持ちで手軽にコンクリートをハツリできる「コンクリートハンマー」

 

コンクリートの表面を削ったり、大規模ではない人力での破砕の作業のことを、ハツリ(破つり・斫り)と呼びます。

 

壊す部位が少しなら、手で持って打ち下ろす「ハンマー(槌)」でも十分、砕いたり、壊したりが可能です。

それよりも作業範囲が広かったり、機械の力を借りたいなら「電動ハンマー」(電動ブレーカー)を用意してください。

 

「電動ハンマー」は銃のような形状で、針のような先端工具が付いている機械です。

電動で先端工具が強力に振動することでコンクリートを破砕・ハツリしていきます。

 

100V電動ハンマーなら、おおよそ打撃エネルギー2.0~28.5(打撃数は1100~2900)までの機器が揃います。

同様の形状の工具では、コンクリートに穴あけできる「ハンマドリル」、ハツリができる「エアケレン」などがあります。

 

 

■軽いハツリ作業に向いている「タガネ」

 

「タガネ」は、ハンマーで打ち付けてコンクリートをハツリする、工具です。

基本的に人力での作業になるので、表面を削る程度の作業で使われます。

 

 

■道路補修工事でよく見かける「ブレーカ」

 

道路工事でドドドドドと大きな音をたててコンクリートを破砕しているドリルが「ブレーカ」です。

コンプレッサーを使い空気圧で作業する「空圧式」と、油圧ユニットを使い油圧で作業する「油圧式」があります。

 

空圧式ではコンプレッサー1台で複数のブレーカを使用でき、離れた場所でもブレーカを使えるというメリットがあります。

 

ブレーカを複数台利用する場合には、大きなサイズのコンプレッサーを用いる事になり、作業音も大きくなるというデメリットがあります。

 

一方、油圧式は狭い現場などで騒音をできるだけ少なく作業できるというメリットがあります。

 

 

■重機を使って大規模に砕く(壊す)ならアタッチメントの「油圧ブレーカ」

 

作業範囲が広かったり、高い場所だったりする場合は、油圧ショベルの先端に取り付けるアタッチメントの「油圧ブレーカ」の出番です。

 

小型から大型まで、また、パワーの大きさや低騒音型など、場所や作業効率に応じて様々な油圧ブレーカが用意されています。

 

先端に取り付けるチゼルによっても、コンクリート破砕や岩盤破砕など様々な用途に使えます。

 

以上が、コンクリートを砕く(壊す)機械の種類とその特徴です。

工具でDIY的にコンクリートを壊すことができたり、重機や電動、油圧を使って大掛かりに破砕することもできるので、目的に応じて使い分けてください。


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