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i-Constructionの講習会の目的。受講のメリットは?

建機レンタル | 2017年12月27日

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i-Constructionは国土交通省が推進している、建設現場に新しいテクノロジーを導入する施策のことです。

 

IoT(Internet of Things=モノのインターネット)や人工知能(AI)など、現代技術の最先端を建築現場に取り入れることで、様々な効果が得られると期待されています。

 

ここでは、i-Constructionについての知識や実学が得られる、i-Constructionの講習会についてご紹介します。

 

 

■i-Constructionが普及すると生産性が向上し現場や業界の魅力がアップ

 

国土交通省は、建設現場の生産性向上を目指す取り組みとして、調査や設計、施工、監督、検査、維持管理からなる生産工程において、GPSやインターネット、パソコンなどの情報通信技術を導入しようと考えています。

そのため、生産工程全体の生産性や品質の向上を目指すシステムとして、建設ICT(Information and Communication Technology)を推進していました。

 

そして、2015年11月からは、建設ICT(情報化施工や3次元モデルを使うCIMを含む)に関わる技術を統合し、効率よく生産性を高めるための取り組みとして、「i-Construction(アイ・コンストラクション)」を開始しました。

 

このプロジェクトでは、生産性が向上することで、人手不足の解消や労働環境の改善、建設現場の安全性の確保などができ、それによる建設業界の魅力アップまで構想に含まれています。

 

 

■講習会での座学・実演・実習により技術の習得が可能

 

建設現場で働く人々に対して、i-Constructionへの知識を深めてもらうための施策として、「i-Construction実技講習会」(関東地方整備局)や「i-Construction(ICT土工)技術講習会」(九州地方整備局)、全国の各地方整備局・民間業者などの講習会が開かれています。

 

講習会では、ICT施工技術を現場で活用するにあたって必要な、施行準備や機構測量、測量結果の整理、計測技術、取得データの整理手法、出来形計測実習などについて、座学・実習で学ぶことができます。

 

この講習会に参加して知識を深めることで、現場に建設ICTを導入する際、それぞれのテクノロジーに合わせた使い方ができる人材になることが期待されています。

 

 

■i-Constructionについての知識がある人が増えることのメリット

 

建設業界は、今後10年で技能労働者が約110万人も離職する可能性があり、若年者の入職も少ないという現状があります。

 

人が減り続け、若いなり手が少ない状況では、今後の労働力不足が懸念されます。

 

将来が危ぶまれる、建設業界を変えるためにも、生産性向上、職場の環境づくりは急務となっています。

 

そのためには、i-Constructionについての知識を持ち、建設ICT技術をフルに活用できる人材は必要不可欠なのです。

 

参考:

http://www.hrr.mlit.go.jp/gijyutu/jyouhouka/12-kengaku/H28.9_kosyukai_siryo.pdf

 

 

一人一人の生産性を向上し、労働環境改善や賃金アップなど、あらゆる面で建設業界の魅力を向上させようとする取り組みが「i-Construction」です。

ドローンを使ったり、3次元データを使ったりする施工はもはや未来のものではありません。

建設ICTの導入が業界全体で本格化する前から、講習会などでそのテクノロジーの将来性について学び、現場でも活かせるようにしておきましょう。


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