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塵芥車(ゴミ収集車・パッカー車)の運転に特別な免許は必要?

建機レンタル | 2017年12月27日

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ゴミを出す日に見かけるゴミ収集車は、いつもドライバーとごみを荷箱に放り込む作業者のチームで動いていますが、ゴミ収集車を運転するためにはどのような免許が必要なのかきになった人もいるかと思います。

 

ごみ収集はいつも日常の側にあるお仕事ですが、その詳細を知る人は多くないと思われるので、ここでご紹介しましょう。

 

 

■塵芥車(ゴミ収集車・パッカー車)とは何か

 

塵芥車(ゴミ収集車・パッカー車)は、基本的には同じ役割の車を指します。

 

簡単に分類すると、国土交通省が使っている正式な名称が「塵芥車」、ごみ収集を行う専門車の社会的総称が「ゴミ収集車」、ゴミ収集車の業界内での呼び方(専門用語)が「パッカー車」となります。

 

形状は、ゴミを詰め込む大きな荷箱を搭載し、荷箱の後部にはゴミを荷箱の中に押し込むための機構を持っていて、その機構のシステムによって「プレス式・回転板式・ロータリー式」の3タイプに分けられます。

 

 

■塵芥車(ゴミ収集車・パッカー車)のトランスミッションはAT/MTどちら?

 

トラックのトランスミッションは、マニュアルが多いイメージですが、ゴミ収集車はどうなのでしょうか。

 

ゴミ収集車は2トントラックをベースにしたものが多く、従来はマニュアル方式が多数でした。

しかし、最近ではオートマチック車も増えてきています。

 

これは、ゴミの集積場(ゴミステーション)に止まってゴミを積み込み、車を出してはまた次の集積場に止まって作業する、というストップ&ゴーの動きが多いため、操作が簡単でエンストもしないオートマの方が機能的に適しているためです。

 

 

■塵芥車(ゴミ収集車・パッカー車)運転に必要な免許の種類

 

ゴミ収集車を運転するには、危険物取扱者などの国家資格や特別な免許は必要ありません。

必要なのは車の運転免許だけです。

 

運転免許の種類は運転するゴミ収集車の重量によって異なります。

 

普通免許を2017年3月11日までに取得している場合は、車種が2トン車で、総重量5トン未満、積載量3トン未満の車を運転できるので、2トン車ベースが多いゴミ収集車の多くを運転できます。

 

しかし、2017年3月12日以降に免許を取得している場合、免許制度の改正により、普通免許では2トン車は運転できないので、3トン車までを運転できる準中型免許を取得する必要があります。

 

また、ゴミ収集車の重量が重くなるにつれ、車両総重量が5トン以上11トン未満なら中型免許、11トン以上は大型免許が必要になります。

 

 

■塵芥車(ゴミ収集車・パッカー車)をレンタルする場合の注意点

 

当社保有の塵芥車を含め、レンタル車両としての塵芥車には、生活ごみ等の収集運搬には利用できないなど利用用途が限定されています。

レンタルをお考えの場合は、利用用途について事前にしっかり確認することが必要です。

 

 

 

以上が塵芥車(ゴミ収集車・パッカー車)についての基礎知識や必要な免許についてです。

ゴミを扱う仕事なのできつい仕事ではありますが、普通免許でも運転できるケースが多く、資格も必要ないので、免許・資格という面では働くためのハードルは低いと言えるでしょう。


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