建設機械レンタル - ワイデック - 株式会社ヨシカワ

建機レンタルについて

解体現場で利用される建機にはどのようなものがあるか

建機レンタル | 2017年11月29日

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建物が老朽化した際や、洪水や土砂崩れ、地震などの災害で復旧不可能なレベルで損傷を受けた場合、元あるビルを建て替える場合などは解体が必要になります。

 

解体は、ただ建物を壊せば良いというわけではなく、隣家にコンクリートの破片が飛ばないようにしたり、騒音が大きくならないように気をつけたりと、実は非常に繊細な工程や周囲に対しての気遣いが必要な作業になります。

 

ここでは、そのような解体現場で活躍する建機の種類や役割についてご紹介します。

 

 

■解体現場の主役・油圧ショベル

 

解体する建物では、まず可能な限り調度品や内装インテリアなどを取り除き、作業を開始します。

そして、建物の壁や屋根などを取り壊すのは、油圧ショベルです。

 

日本では、KOMATSU(コマツ)、Kubota(クボタ)、Yanmar(ヤンマー)、KOBELCO(コベルコ建機)、HITACHI(日立建機)などの多くの建機メーカーが揃い、海外のキャタピラー社(CAT)などの油圧ショベルもあります。

 

油圧ショベルは、瓦礫などが散らばる現場でもキャタピラーで難なく作業ができ、油圧シリンダーで動くアームで建物を取り壊すことができます。

 

油圧ショベルはパワーショベルやバックホーなどとも呼ばれますが、現場によって大型のパワーショベルを使ったり、ミニバックホーを使ったりと使い分けができます。

 

 

■様々なアタッチメントで解体に適した作業を

 

通常、パワーショベルのアームの先には爪の付いた箱型のバケットが付いていますが、現場や作業に応じてアタッチメントを取り付けることで、よりスムーズに作業を進めることができます。

 

カニのハサミや鶏のクチバシのような形をした、アイアンフォークでは、掴んだり、引っ張ったり、つぶしたりと色々な作業ができます。

 

また、ドリル形状の油圧ブレーカはコンクリートの破砕作業などに活躍します。

 

解体現場では、多くのスクラップや鉄筋などが出ますが、それらを収集できる強力マグネットのアタッチメントもあります。

 

 

■解体に適した仕様であるロングフロント

 

油圧ショベルのアームが通常よりも長いタイプはロングアーム(2ピースブーム・2ピースアーム、マルチブームなどとも)と呼ばれます。

 

ロングタイプは最大掘削高さが10mを越え、3階建ての建物の解体でも使えます。

 

上記の建機が主な解体用建機ですが、そのほかにも、瓦礫などを積み込むホイルローダー(タイヤショベル)や人力で簡単な解体作業を行えるハンドカッターなどもあります。

建機のレンタルでは様々な種類の建機が用意されているので、解体工事現場の状況に合わせて色々使い分けるとよいでしょう。

 


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