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作業現場が雪や泥でぬかるみに!スタッドレスタイヤは有効?

建機レンタル | 2017年10月30日

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■スタッドレスタイヤであれば多少雪や泥へ対抗できる

 

雪や雨が降った翌日の作業現場は積もった雪や泥によって、どうしてもトラックやタイヤショベルなどがスタックしやすくなってしまいます。

 

そんな時、スタッドレスタイヤであればノーマルタイヤに比べて多少スタックへ陥りにくいです。スタッドレスタイヤは雪道、凍った路面を滑らずしっかり走れるようにできており、細かな溝と深い溝で構成された構造は少量の雪や泥であれば問題なく作業ができます。

 

しかし、あくまである程度は有効であって地面が水を多く含んでドロドロになった状態の泥、踏み固まっていない積もった雪の中では、いかにスタッドレスタイヤであろうと地面をつかまえきれずにスタックしてしまいます。

 

ブリザードやスコールによって短時間で路面状況が悪化してしまった場合は、走破性の高いキャタピラのついたブルドーザーや油圧ショベルなどで路面を整備してからでないとスタッドレスタイヤでの走行は難しくなります。

 

 

■ぬかるみにはまってスタックしてしまった。そんなときは?

 

スタックしてしまった場合には、焦らず一度外側から状況確認をすることが重要です。

 

雪道、泥道、砂浜などが特にスタックしやすく、抜けるために重要なポイントとしては「タイヤの向きを車体と合わせる」ことです。左右に動くタイヤの向きだと動くのに大きな力が必要になり、より深みにはまってしまうのです。

 

 

■スタックの対処法

 

スタック時に最もやっていけないことは対処していないのにアクセルを踏んでしまうことです。

スタックの原因はタイヤの空転ですが、タイヤが回転するたびに雪は溶け、泥や砂は掻き出されてしまうため、どんどん沈んでしまいます。

 

・初期状態なら前後に動かして反動をつけて脱出

まだタイヤが浅くしか沈んでいない状態であれば、少し後退してから前進することで勢いがついてそのまま脱出が可能です。また、後ろから人力で一緒に押すのもとても効果的です。

 

・前後に動かしても無理そうなら底に滑らないものを置く

車に積んである必要がありますが、ラバーマットや木の板などタイヤのグリップを活かせるものを敷くことで正しく力が伝わり、スタック状態から抜け出すことができます。こちらも後ろから人力で一緒に押してあげるのが効果的です。

 

・雪道限定の対処法(踏み固める・路面を傷つける)

雪道でスタックするのはふわふわとした雪を捕まえることができないか、凍った路面がツルツルしているがためにタイヤが滑ってしまうという状況です。

 

前者であれば、雪を踏み固めてあげることでグリップ力を上げることができ、後者であれば凍った路面をシャベルなどで傷つければ滑りにくくなり、タイヤのグリップを活かせるようになります。

 

 

■まとめ

 

ぬかるみに対してはまず捕まらないようにすることが一番楽な対処法です。動きつづければスタックはしづらく、凍った路面であればスタッドレスタイヤだけではなく、タイヤチェーンも併用することでよりグリップ力を補強することができます。

 

作業中にはどうしても作業の合間に止まることが多くなってしまいます。発進にかかる力は思っているよりも地面へ負担がかかり、少しでも良い路面状況の場所を選び、止まることでスタックの可能性を減らしながら作業を行うようにしましょう。


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