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軽トラックのスタッドレスタイヤの特徴と適切な空気圧とは

建機レンタル | 2017年10月30日

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建設現場や農作業の現場で、圧倒的に便利でよく使われているのが軽トラックです。狭いところや悪路でも走れて便利な車ですが、冬に積雪があったりアイスバーンがある場所では、スタッドレスタイヤを履いたり、チェーンを巻く必要があります。

 

ここでは、軽トラックのスタッドレスタイヤ事情についてご紹介します。

 

 

■軽トラック専用のスタッドレスタイヤは存在するのか?

 

軽トラックは軽の文字が付きますが、荷台に重い荷物を積んで走ることを想定しているので、普通乗用車や軽自動車よりも強度の強いタイヤが使われています。

 

車のタイヤはサイズや強度などを数字で表します。

主要軽トラックブランドのスズキ・キャリイ、ダイハツ・ハイゼットトラック、ホンダ・アクティトラック、スバル・サンバートラックのカタログを見てみると145R12-6PR LTのタイヤが使われています。

 

サイズ的には12インチのものを使用し、軽自動車が主に使用する13~14インチのタイヤよりも小さなものになりますが、強度を表す数字6PRを見てみると、乗用車用で主に使われる4PRよりも強いことを示しています。

 

このように、軽トラックのタイヤは大きさ、強度共に乗用車や軽自動車と異なるもので、当然スタッドレスタイヤについても専用のスタッドレスタイヤが用意されています。

 

軽トラタイヤ参考:

http://www.suzuki.co.jp/car/carry/detail/spec_kx.html

https://www.daihatsu.co.jp/lineup/truck/pdf/spec.pdf

http://www.honda.co.jp/ACTY/truck/webcatalog/spec/

https://www.subaru.jp/sambar/truck/spec/spec.html

 

 

■乗用車のスタッドレスタイヤを軽トラックに装着できる?

 

サイズや強度が違うと紹介しましたが、実は普通自動車や軽自動車用のタイヤを軽トラックに装着することは可能です。

 

推奨はされていませんが、サイズさえ合って、装着できるなら、乗用車用のタイヤの方が幅が広く、安定感もあるので、好んで履き替える方は多いです。

 

車検も、タイヤの許容荷重が数値を満たしていれば通すことができます。

 

ただし、車検を通せる数値を満たせるものは少なく、タイヤの価格も高くなるので、スピードを出すなど、無理な運転をせずに安全運転という方は軽トラック専用のタイヤを使うのがベストでしょう。

 

参考:http://www.jatma.or.jp/kankou/pdf/hourei.pdf

 

 

■軽トラックで使用するスタッドレスタイヤの適正な空気圧はどのぐらいか

 

軽トラックのスタッドレスタイヤはブリジストンやダンロップ、ヨコハマタイヤなど、お馴染みのタイヤメーカーから専用のタイヤが販売されています。

 

雪道での制動距離(ブレーキを踏んでから効き始めて停止するまでに走行した距離)などメーカーで性能はそれぞれですが、空気圧の上限は6PRで3.5kg/㎠とされています。

 

また、最適な空気圧の数値は各車種毎に決められていて、その数値は運転席のドアの開口部などに記載されているので、自分の車のドアを開けて確認しておきましょう。

 

空気圧が足りないとパンクやバーストの危険性が増して危ないですし、入れすぎても摩擦で摩耗する部分が偏ったり、衝撃を受け止めきれずにバーストしたりします。

 

 

軽トラックには適切なスタッドレスタイヤを履き、正しい空気圧で安全運転を心がけて下さい。

雪道でも滑りにくいと言っても、いつもより荷物を多く積んだときなどは制動距離が伸びて思わぬ事故につながることもあるので、注意して下さい。


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