建機レンタル | 2017年10月30日
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建設現場には基本的に季節を問わず仕事があり、寒暖の差や雪や雨などの環境条件に合わせた装備も必要です。
季節に合った装備を整えないと、重大な事故に繋がったりするので、時期毎の建機のメンテナンスや必要な装備を揃えるのは大事なことです。
では冬の場合、ショベル系建機にはどのようなタイヤチェーンを履かせたら良いのでしょうか?
ここでは、ショベル系建機のタイヤチェーンの種類などについてご紹介します。
土砂や瓦礫などを持ち上げて運ぶことのできるショベル系建機は建設現場に欠かせない建機です。
バックホー(油圧ショベル)などの建機がどのように動いているかというと、キャタピラータイプとホイル式(タイヤ式)の2種類があります。
基本的にタイヤチェーンが必要となるのはホイル式になります。
積雪のある建設現場や除雪でホイル式のショベル系建機を用いる場合、タイヤにチェーンを巻きます。
チェーンは乗用車などでよく見られるゴムがメインで金属の鋲を打っているようなタイプは無く、全て金属製になります。
これは、乗用車と比べて重量が重く、悪路などで作業する建機ではゴム製だと切れる恐れがあるためです。
基本的なショベル系建機のタイヤチェーンは「スタンダート型・標準型・S型」と呼ばれるもので、タイヤを進行方向側から見ると、進行方向に向かって平行に何本ものチェーンがタイヤを覆っているタイプです。
このS型チェーンにOリングを付けて、高耐久にしたものは「S/O型・Oリング付き」などと呼ばれます。
さらに、「S/O型」のチェーンを増やしたものが「W/O型」です。
また、「S/O型」のサイドチェーンを捻れチェーンにして、耐久性とグリップ力をあげた「M/W型」、チェーンがHの文字のようにタイヤを覆い建機の乗り心地もアップする「H型」があります。
価格を安い順に並べると、基本となる「S型」が最も安く、次に「S/O型」、そして「W/O型」「M/W型」「H型」は同じぐらいの価格帯となります。
ショベル系建機のタイヤチェーンは大きく重いので取り付けにも少し手間はかかりますが、雪で滑ると建機は重いだけに大きな事故になりがちです。
しっかりと建機や作業現場に合わせたタイヤチェーンを装着して下さい。
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