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i-Constructionとは?その3本柱にはどんな意味がある?

建機レンタル | 2017年9月28日

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建設事業の建設生産プロセスのうち「施工」にICT(情報通信技術)を活用し、電子情報(データ)による高効率・高精度な施工を実現するのが情報化施工です。

 

その普及により、施工と連動する維持管理や調査、設計などにもプラスの効果をもたらし、作業者の安全確保やコストカット、魅力的な仕事場の実現などが叶えられます。

 

そのため、情報化施工の発展・普及については国による後押しが行われており、推進事業のことをi-Construction(アイ・コンストラクション)と呼んでいます。

 

 

■ICT施工(情報化施工)推進の取組である「i-Construction」

 

建設現場の機器、作業に対してICT技術を全面的に活用し、生産性を向上しようという取組が「i-Construction」(アイ・コンストラクション)です。

 

これは、国土交通省が推進しているもので、施工だけの情報化施工ではなく、調査から測量、設計、施工、検査、維持管理、更新までという、建設現場のプロセス全てに情報化導入を推し進めるものです。

 

 

■最重要視されるi-Constructionの3本柱

 

i-Constructionでは、プロセス全体に情報化を最適化するための3本柱が提唱されています。

 

まずは、調査・設計から施工・検査、維持管理・更新までの全てのプロセスにおいてICT技術を導入する「ICT技術の全面的な活用」があげられます。

そして、寸法等の規格の標準化された部材の拡大を促す「規格の標準化」が2つ目です。

3本目は、2ヶ年国債の適正な設定等により、年間を通じた工事件数の平準化を行う「施工時期の平準化」です。

 

 

■i-Constructionが目指すものとは?

 

建設現場の全プロセスに情報化を導入する、建設現場の新基準として推進されているのが「i-Construction」です。

 

その目指す所は、施工の効率化や効果的な維持管理、スリム化された設計などです。それにより、企業では社員一人一人の生産性が向上し、経営環境が改善されます。

 

すると、建設現場に携わる人の賃金水準の向上が期待でき、建設現場がより魅力ある職場になります。

かつては、「きつい・危険・きたない」の3K職場と言われていた建設現場も、「給与が高い・休暇が取れる・希望が持てる」の新3Kを目指せるのです。

 

ほかにも、高度に情報で統制された現場は、作業者の安全も確保され、死亡事故ゼロを目指すこともできます。

 

 

i-Constructionの理念と3本柱によって、これからの建設現場が素晴らしい職場になることがわかっていただけたでしょうか?

対応機器の導入や人員の情報化への対応など、i-Constructionを叶えるためのハードルは低くはありませんが、実現できれば大きな力となります。

ぜひ、理解を深めて、建設現場の情報化に努めていきましょう。


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