建機レンタル | 2017年8月29日
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日本は地震や台風、噴火など様々な自然災害が発生する土地柄ですが、これまで災害を多く経験しているだけ、復旧してきた歴史があります。
その中でも、掘削や積み込みの作業ができるバックホーは災害復旧の現場で活躍してきた建機の一つです。
ここでは、バックホーの基本的な情報から災害時にどのような働きをするのかについてご紹介します。
バックホーとは、油圧ショベルのアームの先のショベル(バケット)の口が、オペレータに向いているタイプの建機のことです。
動きとしては、アームを伸ばして手前に掻き込む動作になるので、土砂を掘削することや、ショベルに入れた土砂をダンプカーなどに積み込む作業に向いています。
バックホーのことをユンボと呼ぶことがありますが、これは、かつて三菱重工がユンボの名称で油圧ショベルを製造していたことがあり、性能の良さやシェアの高さで今でも油圧ショベル全般をユンボと呼ぶ、土木建設業界の風習のようなものです。
また、ユンボという名称そのものは、現在は「レンタルのニッケン」の登録商標となっています。
バックホーを運転して作業するためには、資格が必要になります。
必要とされる資格の種類はバックホーの機体重量により異なります。
機体重量3t以上の場合は、「車両系建設機械運転技能講習」を、機体重量3t未満の場合は、「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」をそれぞれ受講してテストに合格する必要があります。
バックホーは災害で発生した建物などの瓦礫や土砂崩れ・がけ崩れ・洪水などで発生した土砂、木材などを撤去、運搬、積み込みができます。
レンタルできる超小旋回ミニバックホーなら、機種によっても異なりますが、全長は4,150mmの機体で最小作業半径は1,000mmとコンパクトなので、災害によって道路が狭くなり、大型重機が入れない場所でも作業を行うことができます。
小型といってもほとんどの機体が約20kW~(約25ps~)の馬力を出すことができ、人力とは比べ物にならないほど多くの作業量をこなせます。
また、ラジコンにより遠隔操作できるタイプもあり、二次災害の恐れがある場所でも迅速に復旧作業を開始することができます。
以上が災害時におけるバックホーの用途です。
災害後はいち早くの復旧が求められるので、多くの作業を実行できるバックホーは必ず役に立つはずです。
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