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動力であるエンジンと、水を吸い上げて排出するポンプが一体となった機械が「エンジンポンプ」です。

水の吸排水という、普段の生活ではあまりお目にかからない特殊な条件で使用される機械になりますが、どのような機構をしていて、用途・活用シーンなどはどうなっているのでしょうか？

■エンジンポンプの仕組みや機能について

エンジンポンプはガソリン・混合ガソリンを燃料として動くエンジンと、その動力によって水を吸い上げ、排出や散水ができるポンプからなる機械です。

基本的にエンジンの出力が大きいほどパワーは大きくなります。

エンジンにはコンパクトで軽い2サイクルエンジンと2サイクルより重量は重くなりがちですが、静音性や燃費に優れる4サイクルエンジンがあります。

カタログの仕様・性能表にある最大吐出量とは、㎥/minで記されている場合は、1分間に排出できる水の量を表します。

また、全揚程は水を組み上げる高さや排水するホースの長さ、排水する場所までの高さから求められる数値になります。

ホースの長さは足りていても最大全揚程をオーバーすると、水を排出する仕事ができないことに注意して下さい。

また、ポンプの吐出口の口径が小さいほど水圧が高くなるので、水を勢い良く排出したい場合は、口径が小さいポンプを選ぶと良いでしょう。

■エンジンポンプの用途・活用シーン

エンジンポンプは水道や電気のない場所で散水するのに適した機械です。

農業で使う場合は、農機の洗浄や野菜などの農作物への水やり、水田や田園の灌水に使えます。

また、台風や梅雨時の大雨やゲリラ豪雨などでの水害時には、店舗や地下室にたまってしまった水を排出する緊急排水の機械として活用できます。

■ヨシカワでレンタル可能なエンジンポンプ

https://www.ydec.co.jp/products/category/pump/vacuum/ehp

レンタル可能なエンジンポンプは、様々なシーンに適用できる「汎用型」や水を高圧で排出できる「高圧型」、汚水や砂小石まじり汚水・ヘドロ汚水を吸い上げて排出できる「トラッシュエンジンポンプ（ヘドロポンプ）」などが揃うので、現場の状況、使用用途に応じて使い分けられます。

主に農業の現場で使われているエンジンポンプですが、災害時に活用できる緊急排水設備としての一面もあります。

水で困ったときは、レンタルを活用してエンジンポンプを使うことも検討してみてはいかがでしょうか。

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