建機レンタル | 2017年7月26日
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林業でよく使用される建機に「グラップル」というものがあります。
「グラップル」とは、パワーショベルやブルドーザーのように、動力や駆動、作業部位が一体化した建機ではなく、パワーショベル(油圧ショベル・バックホウ)に装着して使うアタッチメントになります。
木を扱うのに優れた建機であるグラップルについて、ここでは通常の使用方法や災害時に役立つ使用方法などをご紹介します。
グラップルは爪のような形状で木を掴むことに特化した建機です。
パワーショベルのアームの先端に取り付けるアタッチメントになっており、林業の現場で要求される様々な作業に対応できます。
(メーカーや現場によっては、グラップルを取り付けた油圧ショベルそのものをグラップルと呼ぶこともあります)
グラップル本体内に、掴むなどの各動作に必要な電磁弁を内蔵しているタイプもあり、油圧ショベルに取り付けるだけで簡単に木材を掴む、運び出すなどの作業ができます。
グラップルは林業での使用を想定された建機です。
切り出された木を掴んで持ち上げ、トラックの荷台などに運んだり、積み込みを行ったりする荷役で活用できます。
種類によっては、爪の間にチェーンソー機能を搭載したタイプもあり、林業の現場で木材を出荷サイズの丸太などに加工する、玉切りが可能なものもあります。
災害時には、洪水で流されてきた大量の木材や土砂崩れ、大雪による重さで倒木した木などを運び出す建機として活躍します。
また、災害時は木材だけではなく、倒壊した建物の残骸など、散乱した資材の集積や積み込みなどができるので、現場での整理作業に有効です。
https://www.ydec.co.jp/products/category/forestry-machine/forestry-machine-attachment/gr
グラップルとしてレンタルできるのは、イワフジ工業や南星機械など国内をメインとしたメーカー製品が揃っています。
取り付けが可能な油圧ショベルのサイズは0.12~0.45㎥(約3~10トンクラス)、最大許容荷重は500~3000kgfと幅広く取り扱っているので、現場の状況に合わせて、レンタルするグラップルを選ぶことが可能です。
参考資料:http://www.iwafuji.co.jp/products/forest_gs.html
木材を撤去する場合は、木材を掴めるグラップルでの作業が効果的です。
レンタルできるグラップル、そしてグラップルを取り付けるベースマシン共に約10種類をそろえていますので、利用シーンに合わせて選ぶことが可能です。
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