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刈払機の刃(チップソー)の選び方について

建機レンタル | 2017年6月23日

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草や細い木などを刈っていく刈払機は、複数の替刃を装着することができ、中でも最もよく切れる部類なのがチップソーです。

 

草を刈っていく回転刃の先端の部分に、硬い金属を取り付けたタイプをチップソーと呼びますが、どの様な刃(チップソー)があって、どの様なものに使えるのでしょうか?

 

 

■刃の大きさ(外径寸法)は刈払機本体の出力に合わせる

 

チップソーの大きさは直径で表され、230mmと255mmの2種類があります。

 

直径が大きい方が作業領域も広くて便利そうですが、刈払機本体の出力に合わせて選ばなければいけません。

 

出力が低いのに255mmの大きな刃を搭載しても、回転するパワーが足りず、草を刈る効率も悪くなってしまいます。

 

目安としては、排気量20~25ccならば230mm、排気量25cc以上なら255mmを取り付けると良いでしょう。

 

なお、刃に穴が開いているタイプがありますが、これは回転の効率を上げるために軽量化しているものです。

 

 

■刃の形状やチップの埋め込みタイプも様々

 

チップソーの刃の形状やチップの埋め込みタイプはバリエーションが豊かです。

 

草刈りなら、切る方向が一定で綺麗に刈り取れ、草の飛び散りも抑えられる片刃が適しています。

 

また、両刃は草や雑木の刈り払いに適し、石に強く、草があまり絡まないという強みがあります。

 

刃が交互に飛び出している千鳥刃は切れ味が高く、草だけではなく雑木や竹なども刈ることができます。

 

刃の埋め込みタイプによっても、石に強くなったり、切れ味を増したりと様々な効果があります。

 

 

■チップの材質は硬質な金属

 

チップは切れ味や耐久性を高くするために硬質な金属(超硬合金)が使われています。

 

代表的なものでは、硬い金属であるタングステンの粉末を使い、粉末冶金して作られたタングステンカーバイドです。

 

合金する他の金属などによっても異なりますが、鋼の約2倍の剛性やルビー・サファイアのような硬さを持ちます。

 

 

以上が、刈払機の刃(チップソー)の選び方や材質などについての説明です。

刈る場所の草木の状態や刈払機の出力に合わせ、適切な替刃を選ぶとよいでしょう。


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