建機レンタル | 2017年6月23日
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庭や公園などの雑草や茎の細い植物などを刈る時に便利なのが、回転する刃で草を刈れる「刈払機」です。
動力はガソリンエンジンや電気式などがあり、シャフトの先に回転する円形の刃を付けています。
この刃は、刈る対象に合わせて種類(アタッチメント)を変えられるので、ここでは、「4枚刃・チップソー・ノコ刃・ナイロンコード」の4種類について、その特徴や用途を説明します。
オーソドックスな金属刃として、2枚刃~8枚刃まで、複数の刃が付いたものがあります。
付いている刃の数によって対応する草や場所が異なり、2枚刃は草が柔らかく密集していない場所、8枚刃なら密集した雑草や少し硬い草にも対応します。
円形の刃から四角い刃が4つ飛び出している形状の4枚刃の場合は、柔らかい草や牧草、芝刈りなどに適しています。
また、4枚刃は両面に刃があるため、切れ味が悪くなった場合、裏返すことで、両面使えるメリットがあります。
切れ味を求めるならチップソーがおすすめです。
刃の先端部分に硬い金属であるタングステンカーバイトなどが埋め込まれ、チップの素材や形状・刃数などによって様々な場所に対応します。
本稿であげる4種類の中では最も切れ味が良く、固い草や笹竹などを刈ることができ、荒れ地や石などにも強いことから、下草刈りから雑草刈りまで幅広く使えます。
品質の高いものを選べば、切れ味が長持ちするのも魅力です。
ただし、刃先の金属が硬いため、切れ味が劣ってきた際に研磨するためには、ダイヤモンドヤスリやダイヤモンドシャープナーなどの専用工具が必要になります。
金属刃の先端が、ノコギリのようにギザギザになっているのがノコ刃です。
硬い金属刃を使っているチップソーには及びませんが、80枚の刃が付いていて、高い切れ味を誇ります。
草や小径木などを刈ることができるため、山林の下草刈りなどに向いています。
上記の3つは金属刃でしたが、ナイロンコードはナイロンカッターとも呼ばれ、金属の刃の代わりに、ナイロンの紐を高速回転させて草を刈るものです。
金属刃と比べると、金属刃はチップや刃が欠けて切れ味が劣っていきますが、ナイロンコードはそれがなく、飛び石が少ないというメリットがあります。
また、紐が隅まで行き届くため、角の際まで刈れるという利点もあります。
ナイロンコードは、障害物が多い場所で効果を発揮するアタッチメントと言えるでしょう。
刈払機の刃は、使用する場所によって最適な刃を選択して刈るのが正しい使い方です。
上記を参考に効率良く作業してみませんか。
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