建機レンタル | 2017年5月26日
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アスファルト舗装やコンクリートを切断する場合、機器に付いているカッターのブレードには乾式と湿式の2種類があります。
湿式はブレードに水を当てて冷却しながら切断する方式で、乾式は水を使用しない方式です。
一般的には湿式は重量の重い機械での作業となり、乾式はハンドカッターなどの軽量タイプの機械が多くなっています。
ここでは、乾式切断機(カッター)にどのような種類があるのかを紹介します。
9.4~12.5kgの本体重量があり、ハンドカッターの中では最大サイズになるのがエンジンハンドカッターです。
25:1の混合ガソリン燃料で駆動し、ブレードは約30~35cm、最大切り込み深さも100~130mmあり、深く、広く切断したいときに使い勝手のよいタイプです。
木工・建設作業や解体・補修作業の現場で活躍します。
乾式切断機の特徴として、切断した素材が浮遊切削粉(微粒子)となって舞い散ってしまう現象が起きますが、エンジンハンドカッターには集塵装置を内蔵したタイプもあります。
・エンジンハンドカッターの仕様はこちらから
https://www.ydec.co.jp/products/category/cutter/cutters/hc
小型軽量からエンジンハンドカッターに近いサイズまで、大小取り揃えているのが100Vモーターハンドカッターです。
モーター電源で駆動するもので、全長約24cmの小型のものはブレードが10cmほどで狭い場所で使用でき、約62cmある大型のものは約25cmのブレードを持ち、75mmの深い切り込みの作業ができます。
切断できるものは、鉄筋コンクリートやブロック、ピンコロ石、レンガ、スラブなどです。
・100Vモーターハンドカッターの仕様はこちらから
https://www.ydec.co.jp/products/category/cutter/cutters/mhc
コンプレッサーに接続して、空気の力で駆動するのがエアーハンドカッターです。
本体にエンジンを内蔵しないので3.1~6kgと軽く、手に持っての作業の負担を軽減してくれます。
用途は、平面研削、表面仕上げ、面取り、錆落としなどとなります。
・エアーハンドカッターの仕様はこちらから
https://www.ydec.co.jp/products/category/cutter/cutters/ahc
手押し式と半自走の2タイプある、ベビーカーのような形のカッターが道路カッターです。
ブレードはハンドカッターの最大サイズと同等から、1.3倍ほどあり、大型な分だけ仕事効率は高くなっています。
また、どのタイプも水タンクを搭載し、切断時に水を吹きかけることで浮遊切削粉(微粒子)が飛ばないようにできます。
作業用途は、配管や配線などの埋設工事において、コンクリートやアスファルトの舗装面を切断するのに向いています。
・道路カッターの仕様はこちらから
https://www.ydec.co.jp/products/category/cutter/cutters/cc-road
浮遊切削粉(微粒子)を集塵する機構を持った道路カッターです。
37cmの大きなブレードを搭載した手押し式で、142kgの重量があります。
・集塵式乾式道路カッターの仕様はこちらから
https://www.ydec.co.jp/products/category/cutter/cutters/cc-road-s
以上が、アスファルト舗装やコンクリートを切断できる乾式切断機(カッター)の種類です。
切断する規模に合わせて適したものを選んで下さい。
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