建設機械レンタル - ワイデック - 株式会社ヨシカワ

建機レンタルについて

工場で発電機及びコンプレッサーを使用して電力のデマンド対策・ピークカット方法について

建機レンタル | 2017年4月19日

LINEで送る

このテーマへの質問・相談を受け付けております
お気軽にお問い合わせください


電気料金は基本的に、基本料金と電力量料金の合計で請求されますが、基本料金(契約電力)を下げて、電気料金の削減を行うことが可能です。

 

そのためには、契約電力を決める要素であるデマンド値を下げることが必要になり、電力のデマンド対策・ピークカットが求められます。

 

ここでは、電力のデマンド値と電力の使用量を抑えるピークカットの基本情報を説明し、さらに、発電機とコンプレッサーを使用してのデマンド対策・電力ピークカット方法を紹介します。

 

 

■30分間の平均使用電力を表すデマンド値

 

一般的なデマンド値の意味は使用電力の瞬時値(単位kW)を表しますが、電気料金を決定する際のデマンド値とは、30分間で区切ったデマンド時限での平均使用電力(kW)のことを指します。

 

工場で高圧受電の電気料金の基本料金を決定する際には、1年間でデマンド値が最大になった値を基準に決定されます。

 

つまり、普段はあまり電力を消費しなくても、ある一定の時期だけ最大需要電力(デマンド値)が高くなる場合、その値を基準とされるために、基本料金が高くなってしまうのです。

 

また、一度決めた最大需要電力(デマンド値)を超えてしまった場合は、超過金の支払いが必要にもなります。

 

 

■使用電力が多い時間帯の電力を削減するピークカット

 

どの工場でも、使用電力が他の時間帯よりも多くなるピーク時が存在するでしょう。

 

その時間帯に、電力監視システムや発電機などの機器を使って電力の使用量を抑えることをピークカットと呼びます。

 

電力のピークカットを行うことでデマンド値を下げることができ、電気の基本料金のカットにつながるのです。

 

 

■発電機やエンジンコンプレッサーを使ったピークカットの方法

 

では、具体的にピークカットはどのように行えばいいのでしょうか?

 

機器の制御や監視などのシステムを導入して電力量を調整するシステムもありますが、もう少し手軽な方法があります。

 

それが電力会社の電気を消費しない発電機やエンジンコンプレッサーを使った電力供給です。

 

ピーク時に合わせてこれらを稼働させ、ピークカットが実現できれば、契約電力を下げ、電気料金を削減することができます。

 

また、これらの発電機は非常用としても使えるので、災害時やトラブル時の復旧にも役立ちます。

 

 

電力デマンド対策とピークカットを行えば、電気料金の大幅コストダウンにつながることもあるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。


このテーマへの質問・相談を受け付けております
お気軽にお問い合わせください

LINEで送る
トップへ戻る