建機レンタル | 2017年2月15日
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工事現場や土木作業現場などで力を発揮するのがパワーショベル(油圧ショベル)ですが、アームの先に付いているバケット(ショベル)によって様々な現場に対応できます。
掘削する作業現場の用途に合わせてバケット幅を選択し、装着したバケット容量とアーム掘削力で作業量が決まります。
【用途例】
・地山の土量(自然状態のままの土)普通土
・ほぐした土量(掘削したままの土)ルーズ
・締固めた土量(締固めた盛土の土)岩
ここでは、代表的な「標準バケット」「幅狭バケット」「幅広バケット」「法面バケット」「スケルトンバケット」「クラムシェルバケット」の6つを紹介します。
掘削機に標準装備されているバケットです。
土質が柔らかく、作業量(効率)を上げたい場合や、細く狭い溝、土質が硬く標準バケットでは掘削困難な場合等、用途により下記の様なバケットを選定することが良いといえるでしょう。
標準バケットより幅の狭いバケットです。
細く狭い溝や硬い土質の掘削に適しており、管工事などにおける側溝工事の掘削に使用されます。
標準バケットに比べ、細く狭い場所や硬い土質の掘削に向いていますが、作業量(効率)は低くなります。
標準バケットより幅の広いバケットです。
軟らかい土質の掘削機に適しています。
軟らかい土質の掘削の場合、標準バケットに比べ作業量(効率)は高くなります。
幅が広く平らな底面を持つバケットです。
底部を押しつけることで土の斜面である法面を平らにすることができ、バケットの中に土砂などを入れて運ぶこともできます。
基本的に水平移動しかできませんが、斜めに傾けることのできるチルト式法面バケットなら法面仕上げがさらに効率的に行えます。
底部や側面がメッシュや六角形に穴が空いた格子状の網目になっていて、
網目より小さな土砂の石などはバケットから落下して篩(ふるい)の役割をします。
開けられた空間を利用して土砂の振るい分けやコンクリートのかくはんなどが可能です。
また、川底を掘削したり、海岸で砕石したりと水中での作業にも適しています。
バケットの作用面を向かい合わせにした、二枚貝のようなタイプです。
基礎工事のために地表より下の土を掘る根切りや、下水工事などで深い掘削が求められる現場で活躍します。
標準タイプや丸型が存在します。
以上が代表的なバケット6種類です。
他にも「アイアンフォーク」や「ブレーカー」などアタッチメントとして付け替え可能なケースが多いので、パワーショベル(油圧ショベル)が一台あれば様々な分野・現場で活躍させることができるといえるでしょう。
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