建機レンタル | 2017年2月8日
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みなさんは掘削機という建設機械をご存じでしょうか?
工事現場や土木作業において土砂を削って積み上げたり、鉱山で岩石を掘削して運び出したり、地下トンネル工事で地面を掘り進んだりと、様々な場面で使われている建機です。
ここでは、掘削という言葉についての基本的な情報から、使われ方の詳細まで、掘削機についてのあれこれを説明します。
「掘る」と「削る」の2つの漢字を組み合わせた言葉が掘削です。
読み方は“くっさく”と読みます。
建機業界での掘削機は掘って削る機能だけではなく、その後に掘削して出た岩石や土砂などを運び出したり、積み込んだりする機能も有します。
機械としての歴史は、1837年にアメリカで蒸気機関のパワーショベルがつくられたのが始めで、パナマ運河の開削工事でも活躍しました。
掘削機での作業は、大まかに地表より上か下かで分けることができます。
油圧ショベルやホイールローダーは、地表より下を掘って、それを積み上げていくイメージで、ブルドーザなどは地表レベルのものを押し出すようにしてどかす、という使用方法が主になります。
油圧ショベルのアームの先端は取り替え式のアタッチメントも多く、つかむように掘るものや、すくい上げるように削るものなど、作業内容によって使い分けが可能です。
また、地表より遥か下の地下でトンネルを掘り進むシールドマシンや重量1万トン以上で高さが100m近い鉱山用の超巨大掘削機などの、特殊な掘削機もあります。
上記のように掘削機には大きくサイズが異なる場合があります。
油圧ショベルやブルドーザなどは車などと同じように1台、2台と数えますが、巨大なバケットホイール掘削機などは1基としたほうが自然でしょう。
また、ブルドーザのサイズはメートルなどの長さではなく、重さであるトンで表記されることも多くなっています。
以上が掘削機の意味や数え方・読み方、用途などについてです。
広く使われる建機なので、基本的な情報を抑えておくと、土木建設工事などでは役に立つことでしょう。
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