建機レンタル | 2017年2月8日
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林業で使われる機械(重機)は、木材を「切る」や「運ぶ」、「積み込む」など、どのように木を扱うかによって使い分けされています。
ここでは、林業に適した機械を紹介し、それぞれの機能などについても説明していきます。
つかむ・伐採する・払う・玉切りの、1台4役をこなすのが「ハーベスタ」です。
木をつかむグラップル作業に始まり、チェーンソーやカッター機構によって伐採と枝払いを行い、設定した長さの木材として切り分ける玉切(寸切り)まで実行可能です。
さらに、玉切りした木材を集積までこなすので、近代林業では最も重要視される機械といえるでしょう。
枝払いと玉切機能のある機械が「プロセッサ」です。
急峻な地形の多い林業の現場では、「ハーベスタ」による伐採が困難な場合も多く、伐採した木材を一カ所に集めてから「プロセッサ」で一気に木材へと加工するというやり方をとることもあります。
先端の可動部分に刃とグラップ機構を搭載し、木を伐採して集積することを可能にしたのが「フェラーバンチャ」です。
「フェラーバンチャ」によって伐採と集積、その後「プロセッサ」で加工という流れ作業が可能です。
山深い地での伐採作業では、切った木材の移動が大きな課題となります。
そこで登場するのが「スイングヤーダ」です。
本体とアームを通してワイヤーを伸ばすことができ、ワイヤーに吊して木を運ぶことができ、傾斜地や谷などを越えて集材できます。
アームのヘッドにグラップルを取り付ければ、集積も可能になります。
UFOキャッチャーのように、両サイドからつかむ形状のアームを持つのが「グラップル」です。
林業では基本ともいわれる機械で、チェーンソーを搭載した「グラップルソー」なら玉切が可能で、爪の片方をバケットにした「グラップルバケット」ならつかむ以外に整地なども可能になります。
集材や玉切り、積み込みなど、林業の現場では1台あるとかなり重宝します。
林業で使う機械(重機)は数多くあります。
1台で多くの作業をこなすこともあれば、特化した機械もあるので、現場の状況、作業内容に合わせて使い分けて下さい。
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