建設機械レンタル - ワイデック - 株式会社ヨシカワ

建機レンタルについて

林業(木材)の伐採に適した機械(重機)について

建機レンタル | 2017年2月8日

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林業で使われる機械(重機)は、木材を「切る」や「運ぶ」、「積み込む」など、どのように木を扱うかによって使い分けされています。

 

ここでは、林業に適した機械を紹介し、それぞれの機能などについても説明していきます。

 

 

■1台で4つの機能を有する「ハーベスタ」

 

つかむ・伐採する・払う・玉切りの、1台4役をこなすのが「ハーベスタ」です。

 

木をつかむグラップル作業に始まり、チェーンソーやカッター機構によって伐採と枝払いを行い、設定した長さの木材として切り分ける玉切(寸切り)まで実行可能です。

 

さらに、玉切りした木材を集積までこなすので、近代林業では最も重要視される機械といえるでしょう。

 

■「ハーベスタ」から伐採機能を除いたのが「プロセッサ」

 

枝払いと玉切機能のある機械が「プロセッサ」です。

 

急峻な地形の多い林業の現場では、「ハーベスタ」による伐採が困難な場合も多く、伐採した木材を一カ所に集めてから「プロセッサ」で一気に木材へと加工するというやり方をとることもあります。

 

 

■伐採と集積に特化した「フェラーバンチャ」

 

先端の可動部分に刃とグラップ機構を搭載し、木を伐採して集積することを可能にしたのが「フェラーバンチャ」です。

 

「フェラーバンチャ」によって伐採と集積、その後「プロセッサ」で加工という流れ作業が可能です。

 

 

■木材の運搬・搬出などに使う索張りができる「スイングヤーダ」

 

山深い地での伐採作業では、切った木材の移動が大きな課題となります。

そこで登場するのが「スイングヤーダ」です。

 

本体とアームを通してワイヤーを伸ばすことができ、ワイヤーに吊して木を運ぶことができ、傾斜地や谷などを越えて集材できます。

 

アームのヘッドにグラップルを取り付ければ、集積も可能になります。

 

 

■つかむことを基本に様々な作業に使える「グラップル」

 

UFOキャッチャーのように、両サイドからつかむ形状のアームを持つのが「グラップル」です。

 

林業では基本ともいわれる機械で、チェーンソーを搭載した「グラップルソー」なら玉切が可能で、爪の片方をバケットにした「グラップルバケット」ならつかむ以外に整地なども可能になります。

 

集材や玉切り、積み込みなど、林業の現場では1台あるとかなり重宝します。

 

林業で使う機械(重機)は数多くあります。

1台で多くの作業をこなすこともあれば、特化した機械もあるので、現場の状況、作業内容に合わせて使い分けて下さい。

 


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