建機レンタル | 2016年11月4日
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建設現場などで活躍する機械は数多くありますが、破砕機もそのひとつです。この破砕機、現場で使われる機械としては地味な存在と言えますが、果たしている役割は意外と大きいようです。
そこで今回は、破砕機の特徴と種類・メリットについて解説します。
破砕機は、がれきや砕石、廃棄物などを破砕・粉砕する目的で使われる大型機械です。
岩石などを運搬に適した大きさにするために使われるものや、道路・土木に使われる敷石や砕石など特定の大きさを必要とする石をつくり出すために使われるものなど、さまざまな種類があります。
回転する刃に破砕する物を押しつけて細かくしていく破砕機です。
排出口にスクリーン(穴のあいた鉄板)が取りつけてあり、その穴のサイズより小さくなるまで破砕する対象物が排出されない仕組みになっています。
このスクリーンの穴のサイズを変えることによって、どの程度の大きさまで粉砕するか希望サイズを、ある程度設定することができます。
二つの回転する刃によってハサミで切るように破砕する方式で、その仕組みは紙用のシュレッダーと同様です。
通常、回転する刃を通過するのは1回だけで、破砕する大きさは刃の幅と、刃についたフックの間隔によって、ある程度設定することができます。
廃棄物を減容するなど、さらに細かく破砕する前処理としても使われます。
高速で回転するハンマーを使って対象物をたたき割るように破砕する方式です。
木材、コンクリート、ガラスなどの硬い対象物を破砕する際に使われます。
衝撃に強い柔らかいもの(ゴム、軟質プラスチック等)には向いていません。
油圧ショベルのバケットがクラッシャーになっている方式です。
硬い建築資材、レンガ、タイル、岩石、ガラスなど、ある程度の硬さがあるものに適しています。
一方、木材など曲がりやすく柔軟性のある素材の粉砕には向いていません。
破砕機を使うことによって得られるメリットとしては、以下のようなものがあります。
・大きな岩石や建築資材などを使用や運搬に適したサイズ、形状にすることができます
・大きな廃棄物を最終処分や運搬に適したサイズ、形状にすることができます
・建築現場や工場などの省スペース化を図れます
・運搬コストを削減することができます
破砕機は一般的にはあまり知られていない、単にさまざまなものを細かくするだけの機械に過ぎません。
しかし建設現場等への導入によるメリットは大きく、作業を効率化するためには欠かせない機械です。
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