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太陽光発電の測定方法(電磁波・日射量・騒音等)とは

建機レンタル | 2016年10月19日

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太陽光発電の発電量は、製品の型式やシステムの容量、設置条件に依存し、地域や設置する角度など、測定方法によっても変化します。
また、人体への影響が懸念される電磁波については、太陽光発電からは発することはありません。

 

■日射量とは?太陽光発電の発電量と日射量の関係について

 

日射量とは、太陽から受ける単位面積、単位時間あたりの放射エネルギーの量を言います。
測定される日射量は「直達日射量」「散乱日射量」「全天日射量」の3種類に分かれ、国内5ヶ所の拠点で測定されています。

 

直達日射量は、直接太陽から観測点に届く日射量を指し、太陽の動きを自動的に追尾する装置を使って計測します。

 

散乱日射量は、測定装置に届くまでに雲や大気中の分子によって散乱した日射量を指します。

直達日射量と散乱日射量を足したものが全天日射量と定義されます。

 

太陽光発電の測定は、通常全天日射計を水平に設置して測定します。

 

 

■電磁波とは?太陽光発電から電磁波は発生するの?体への影響について

 

電磁波とは、電気が流れる際に発生する電場と磁場が互いに作用して起こる電気の流れを指します。
電気の大小に関わらず、相応に必ず電磁波は発生します。

 

電磁波はさまざまな種類に分類され、周波数によって細分化されます。

 

具体的には波長の長さから以下の3種類に大別されます。
・電波:マイクロ波、短波、中波、長波など
・光:紫外線、可視光線、赤外線
・放射線:ガンマ線、X線

 

太陽光発電には、太陽電池で作られた直流のエネルギーを交流に変化するために、パワーコンディショナーと言う機器を必ず使用します。
このパワーコンディショナーの内部から構造的に高周波の電磁波を発生します。

 

しかしながら、太陽光発電機器からは人体に害のあるレベルの電磁波は発生することはありません。
この値は、総務省が電波の安全基準である「電波防護指針」を策定しており、法令に基づき必要な規制を行っています。

 

 

■太陽光発電量を簡単に測る方法にはどんな方法があるの?環境表示機では何がわかるの?

 

太陽光発電システムの発電量はどのように測定すれば良いのでしょうか?

 

さまざまな測定方法がありますが、一般的に太陽電池で作られた直流電力を測定することで発電量を知ることができます。具体的には電力測定メーターを設置することでリアルタイムに発電量を表示します。

 

電力測定メーターの仕組みは電圧と電流を測定することにより、電力に換算して表示するものです。

 

いくつかの専門メーカーより電力計が発売されているので、設置することをおすすめします。

 

併せて環境表示機を使用することで、周辺に太陽光発電の稼働状態を数値で開示することができます。

 

発電量・温度・湿度・気圧・風速などを表示し、周囲に環境に配慮したシステムであることをアピールする狙いがあります。

 

 

■太陽光発電環境表示機のメリットについて

 

これまで建設現場で電光掲示板(電源を必要とする機器)を使用する場合、発電機が必要で、発電機には燃料を必要としていました。

 

発電機は車と同じように、燃料切れをおこすと電光掲示板も表示されなくなってしまう為、燃料補充の管理も意識しなければなりません。

 

太陽光発電環境表示機の最大のメリットは、太陽光パネルで発電された電力を使用することができるため、燃料補充が必要なくなるという点があります。

 

燃料を使用しないため、CO2削減をおこないながら、環境状況の数値をリアルタイムで確認することが可能であり、現場に環境への意識を高める効果も期待できます。

 

製品によっては太陽光パネルで発電した電気で、24時間表示するものもあるため、環境を意識したeco製品といえるでしょう。


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