建設機械レンタル - ワイデック - 株式会社ヨシカワ

林業について

レンタル可能なハーベスタ(伐倒・枝払い・玉切り・集積)について

林業 | 2018年5月30日

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林業に無くてはならない建機の一つにハーベスタがあります。

 

立木に対して様々な処理を行えるハーベスタ(伐倒造材機械)は、主に造材機として使われますが、建設予定地に立木が多いような場合、伐倒用としてレンタルで活用することもできます。

 

ここでは、ハーベスタとはどのような建機なのか、そして具体的な機能などについてご紹介します。

 

 

■ハーベスタとは木の処理に特化した建機

 

一般的なハーベスタは油圧ショベルのような形状をしています。

 

悪路でも走行できるクローラ(キャタピラ)を履き、その上に人が搭乗・操縦するキャブ(屋根のみの場合はキャノピー)があり、中央には長いアームが取り付けてあります。

 

そして油圧ショベルとの決定的な違いは、アームの先に取り付けてある機器が立木を処理するのに特化している点です。

 

厳密に言えば、このアームの先に装着されたグラップル部分がハーベスタの本体となります。

 

ハーベスタの形状は機能によって大きく2つに分けることができ、木を吊るすハンガーのような形の「ストロークハーベスタ」、大きなローラーが取り付けられた「ローラハーベスタ」があります。

 

どちらも機構内にチェーンソーやナイフなどを搭載し、木材の処理が可能です。

 

なお、ハーベスタは、林野庁が定める高効率、高性能な林業機械である高性能林業機械に分類されています。

 

参考:http://www.rinya.maff.go.jp/j/kaihatu/kikai/kikai.html

 

 

■ハーベスタが実行できる「伐倒」「枝払い」「玉切り」「集積」など

 

では、アームの先に取り付けられたハーベスタは、どのような作業ができるのでしょうか。

 

多機能なものでは、立木を「伐倒」し、木から生えている枝と梢を落とす「枝払い」、規定のサイズに切断する「玉切り」、丸太状になった木材を所定の場所に集める「集積」などが実行できます。

 

それらの一連の作業をアームの先に取り付けた機械1台で実行できるので、非常に重宝するのです。

 

なお、似たような機能の建機にプロセッサがあります。

プロセッサも高性能林業機械ですが、立木を伐倒する機能は無く、枝払いと玉切り、集積を行える機械となっています。

 

 

■レンタルできるハーベスタはどのようなものがあるか

 

ヨシカワではハーベスタ仕様掘削機として、複数のハーベスタをレンタル用として用意しています。

 

主なものでは、ベースマシンは住友製、ハーベスタはフィンランドの林業機械メーカーKESLA社製を搭載したものがあります。

 

タイプもストロークハーベスタとローラハーベスタが揃っています。

 

レンタルの機器でも、立木の伐倒から枝払い、送材、測尺、玉切り作業までを、マイコン制御で簡単に実行できます。

 

各ハーベスタには、林の中などで重機では進入できない場所から、木材を集材・引き寄せ・整理できる地引ウインチも付いています。

 

 

ハーベスタは、7つに分類される高性能林業機械の一つで、林業には必須の建機です。

立木を伐倒できる場所までハーベスタが進入できるなら、木材集積までの全作業をこなせるハーベスタは非常に効率的な機械です。

作業場所や内容などに応じた機器を用意しているので、ぜひ弊社のレンタルハーベスタをご利用下さい。

 


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