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山の日の由来となぜ8月11日なのか?

林業 | 2018年5月30日

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日本の「16日目の祝日」として8月11日に制定された「山の日」は「山に親しむ機会を得て山の恩恵に感謝する」です。

まだなじみの浅い山の日の由来や8月11日に制定された経緯などを紐解いてみましょう。

 

 

■「山の日」とは?その定義と由来について

 

山の日とは「山に親しむ機会を得て山の恩恵に感謝する」と定義づけられています。

日本は「山の国」です。名峰富士山を国のシンボルとし、山から伐りだした木で家を作り、山から生まれた豊かな清流を水源として田畑や人々の喉を潤し、日々の営みを繰り返してきました。国土の7割が山や森林地帯で構成されている日本では、山は生活に必要不可欠な存在です。

 

このような山の恩恵に感謝の念を抱くため、また山が国民の財産であると再認識するために山の日が制定されました。

「山の日」は山が織りなす美しく豊かな自然を次世代へと引き継ぐことを銘記する日でもあります。

 

 

■山の日が祝日として認定された時期と経緯

 

山の日は2010年(平成22年)に当時の日本山岳協会(現・日本山岳・スポーツクライミング協会)などをはじめとした、山岳関連団体5団体が「山の日制定協議会」発足させたことがきっかけで制定に向けて動き出しました。

 

その後、国会議員を中心とした「山の日制定議員連盟」が「山の日を国民の祝日にしよう」という運動をはじめ、2014年(平成26年)に制定され、2016年に施行されました。

 

山の日が8月に設定された理由として、日本には6月と8月に祝日がなかったという理由や、漢数字の「八」の時に数字の11を合わせると、木が二本立っているように見えるなど諸説あります。

 

また山の日を作ろうというきっかけは「海の日はあるのに山の日はないから作ろう」という至極シンプルだったという話もあり、特に8月11日という日付にこだわったわけではないようです。

 

 

■普段山に縁のない人は山の日に何をする

 

登山やハイキングが趣味の人は山の日を理由に山へと出かけて行きますが、全ての人が山が趣味、というわけではありません。

もし山の日に「何かしよう」と思い立ったらどうしたらよいでしょうか?
毎年8月11日の山の日に、官公庁や自治体で山に親しみを持ってもらうためのシンポジウムやワークショップなどを開催していることがあります。また、一人でも多くの人に登山の楽しみや山への造詣を深めてもらおうと谷川岳や飛騨高山などでは初心者でも参加しやすいツアーを設定しています。

 

山の日は子供たちが夏休みな事はもちろん大人もお盆休みに突入している人も多いので、各地で開催される山の日関連のイベントに参加して山への興味を深めてみましょう。

 

林野庁「山の日」:山や森林・山村に親しむ~感じよう、山の恵み、森の恵み~
http://www.rinya.maff.go.jp/j/sanson/yama_no_hi/yamanohi.html

 
一般財団法人全国山の日協
http://www.yamanohi.net/aboutus.php

 
8月11日「山の日」とは一体何をする日なのか
http://toyokeizai.net/articles/-/184141

 


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