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異常気象は森林破壊が原因?両者の関係とは?

林業 | 2018年2月27日

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干ばつ、冷害、大型ハリケーンなど世界中を襲う異常気象。

その原因は森林破壊と言われています。

森林破壊は異常気象を生み出しているのでしょうか?両者の関係とは?

 

■異常気象とは?

 

「異常気象」とは気象庁で「過去30年の気候に対して著しい偏りを示した天候」と定義されており、世界気象機関では「平均気温や降水量が平年より著しく偏り、その偏差が25年以上に1回しか起こらない程度の大きさの減少」と定義している気象状態の事です。

 

例えば上陸しない時期に大きな台風が発生したり、春なのに大雪が降ったり、記録的な猛暑日、極寒日が連続する「普段の季節ではありえない」状況を異常気象と呼んでいます。異常気象は日本だけでなく世界中で発生していますが、その主な原因の一つとして「森林破壊」が挙げられています。

 

 

■異常気象は森林破壊が原因で起こりうるって本当?

 

異常気象、とりわけ地球温暖化などが問題として取り上げられる際、必ずと言っていいほど「森林破壊」や「環境破壊」という言葉がついて回ります。

 

日本の林業はどちらかというと「山の環境保全を維持しつつ木を植えて育てて伐採する」というサイクルが確立していますが、世界各地に目を向けるとジャングルから木を根こそぎ伐採してしまう地域や、大規模な焼き畑農業を行う地域、酸性雨によって木々が荒廃してしまった地域など何らかの理由で森林が失われています。

 

日本でも林業が山の環境保全に気を配るからこそ健全な山もありますが、レジャー施設の開発などで山が失われているケースがあります。

森林や山が失われ、元に戻らない状況が世界規模で続けば、森林によって循環されていた二酸化炭素が増え続け、気象にも影響が出てくるのです。

 

 

■異常気象と森林破壊にはどのような関係性があるのか?

 

具体的に異常気象と森林破壊はどのような関係性があるのでしょうか?

「森林」は存在するだけで地球にメリットがあります。森林は木をはぐくむだけでなく、多くの生き物を抱えた生態系でもあります。二酸化炭素を吸収し、酸素を生み出し、雨水を川にして豊富な栄養源とともに海へと運びます。

それだけでなく森林は気温のコントロールもしているのです。

 

森林破壊をされると地表の熱コントロールができなくなり気温が上昇したり、逆に海水温が上昇せずに冷害が起こる異常気象状態となってしまいます。

 

これらの異常気象を防ぐためには丸裸となった荒地に新たに植林をし、森を育てる意識を持つことです。実際に植林をしに海外を飛び回っている人もいます。

一人ひとりの環境に対する意識を強く持つことで、森林破壊を食い止め、異常気象を防ぐこともできるかもしれません。

 

 

【地球温暖化】森林破壊

http://www.gwarming.com/link/forest_h.html

 

+地球温暖化

http://www.plus-ondanka.net/a18_sinrin.html


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