林業 | 2017年7月26日
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枝打ち作業は林業作業の中でも人力での高所作業のため、厳しい作業のひとつとされています。
幹を傷つけずに高所の枝を払うという作業が単純ではないため、機械化も後手に回っていました。
ここでは枝打ち作業に使用する枝打ちロボットやエンジンチェーンソーについて見てみましょう。
全国的に見ても、枝打ち作業はまだまだ人力で実施しているところが多数ですが、効率よく枝打ちをするために、枝打ちに機械化を導入する山も増えてきました。
例えば、高所の枝をパワーのあるチェーンソーで素早く切断する「エンジンチェーンソー」や、リモコンで操作して自動的に木に登って枝を切る枝打ちロボットなどです。
これらの機械を使うことにより、新しく林業に就労した人でも効率よく枝打ち作業ができると言われています。
人力頼りの枝打ち作業ですが、作業員の負荷を少しでも軽減するために枝打ち用のロボットが開発されました。ひと昔前は、機体重量が重く持ち運ぶにも一苦労で、いざ使用してみると作業効率も良くなかったので普及には至りませんでした。
しかし近年では自動で木に登り、枝のあるところへ到達するとリモコン操作ひとつで、回転してゆっくり木に登りながら幹を傷つけずに枝を落とす機械が開発され、シェアが拡大しつつあります。
枝打ち用ロボットを使用することにより、経験年数が少ない作業員や新規就労者でも熟練作業員並みの効率で枝打ち作業ができるので、今後ますます注目される機械と言えましょう。
チェーンソーには動力が電気タイプのものとエンジンタイプのものがあります。
エンジンチェーンソーと電動式チェーンソーとの違いはパワーです。
枝打ちで使用する場合は、まずは安定した足場を確保して芯入りの安全帯を着用して体を固定する必要があります。パワーが強すぎるので片手で扱うのは大変危険です。
はしご作業の場合は足場が不安定なうえに片手作業になりがちなので、使用しないよう注意を呼びかけています。
また電動式よりもメンテナンス箇所が多いのでこまめなメンテナンスが必要となります。
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