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林業について

【高性能林業機械】間伐の機械化について

林業 | 2017年5月26日

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林業の作業工程での大仕事の一つに「間伐」があります。

 

大きく育った木を伐って間引きする間伐の作業をすることは容易ではありませんが、間伐を機械化することにより、効率よく作業ができるということで、高性能林業機械の導入を実施する地域が増えています。

 

高性能林業機械を使った間伐というのはどのようなものでしょうか?そのメリットと高性能林業機械の種類についてご説明します。

 

 

■間伐の機械化によるメリットとは

 

従来の間伐は木を伐採して山から木を運び出すことを、人の手により行っていました。

 

しかし、間伐で伐採した木の運び出しに手間がかかるため、間伐をしたあとに運搬せずに放置する「伐り捨て間伐」はまだしも、間伐をせずに放置する人工林が増えるなど、間伐に関する問題が各所で浮き彫りとなっていました。

 

そこで林野庁はハーベスタやタワーヤーダなど、林業作業道などでも作業できる幅員2m程度の小型車両系高性能林業機械を使用することを奨励しています。

 

高性能林業機械は「2つ以上の仕事を一つの工程でできる機械」と位置付けられ、従来の手作業で一つ一つ行う刈払い機やチェーンソーと比べて作業効率化でき、作業員の体への負担も軽くできるというメリットがあります。

 

また、作業ごとにかかっていたコストもまとめることにより効率化できることも期待されており、各自治体などで導入が進められています。

 

 

■間伐で使用可能な高性能林業機械にはどのようなものがあるのか?

 

林業で使用されている高性能林業機械には以下の種類があります。

 

・ハーベスタ

ハーベスタは従来チェーンソー作業であった立木の伐倒、枝払い、側尺、玉切り、集積作などの各作業を一台で行える自走式の重機です。

林業での作業に置いて汎用性が高い他、操作性も良いので高性能林業機械の代表格ともいえます。

https://www.ydec.co.jp/products/category/forestry-machine/forestry-machine-excavator/hpf-harvester

 

・フェラーバンチャ

チェーンソー作業では危険だった場所で伐採と集材を行う重機をフェラーバンチャといいます。

切り倒す方向の反対側から木をつかんで、装備しているはさみで切ります。

逆手で木をつかんでいるような作業光景が特徴的です。

https://www.ydec.co.jp/products/category/forestry-machine/forestry-machine-excavator/pgr-fbc

 

・フォワーダ

フォワーダとは、玉切りして整えた木をグラップルクレーンで集積ができる重機です。

林業専用として開発されており、道が整備されていない不整地などでその使い勝手を発揮します。

https://www.ydec.co.jp/products/category/forestry-machine/carrier/gkf

 

・プロセッサ

集材された材を玉切りするまでを一括して行うのはプロセッサという機械です。

枝を払い、測尺や玉切りまでを連続で行えるため、効率よく作業が実施できます。

https://www.ydec.co.jp/products/category/forestry-machine/forestry-machine-excavator/hpf-processor

 

・スイングヤーダ

スイングヤーダは簡易的な索張りを使った移動式のタワー集材機です。

主索を張ることなく集材作業ができるため、集材が早いばかりでなく撤収も素早く行えます。

https://www.ydec.co.jp/products/category/forestry-machine/forestry-machine-excavator/syd


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