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林業について

林業に適した服装や日焼け対策について

林業 | 2017年1月6日

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林業での作業は山を歩くだけでなく、鉈などで枝を落としたり、機械で下草を刈ったり、チェーンソーで間伐や伐採などを行います。
そのため、山で動いても問題ない服装のほか、身を守るための防護具、日焼け止め対策なども必要なのです。
林業に適した服装や日焼け対策はどのようなものなのでしょうか?

 

 

■林業に適した服装とは?

 

林業は基本的に夏でも長そで長ズボンでの作業になります。

 

基本は動きやすく、丈夫な作業服で、頭にはヘルメット、手には軍手を着用します。

 

草や枝対策のため袖口や足元は絞られているタイプが作業に適しているようです。

 

これだけですと外で工事作業を行う人と同じようなスタイルになりますが、足元に違いがあります。

 

山に入る際には「スパイク足袋」という斜面で作業しやすい足袋をはきます。

 

スパイク足袋はゴムのピンが付いた特殊な足袋で、雨の作業の場合もゴムピンの付いた長靴をはきます。

 

このように林業に適した服装はなるべく露出が少なく、身を守ることを目的とした服装が多いようです。

 

 

■林業で必要な防護具

 

下刈りの時の刈り払い機や、間伐や伐採の時に使用するチェーンソーなど、林業では木や草を刈るための機械を使用します。

 

その刃は鋭く、刃に直接肌が触れたら危険なのはもちろん、枝などのひっかき、飛散物、騒音などによって顔や目や耳に深刻な障害が残る危険性があります。

 

またチェーンソーは深刻な事故が多いため防護具の着用が義務付けられています。

 

チェーンソーなどの動力機械を使用する際に着用する防護具を以下でご紹介します。

 

 

・顔・目を守る

 

木を切ったり草を刈ったりする時に飛んでくるのは、ノコくず、細かい土、石、かけた刃などです。

 

どれも直接顔や目に当たったら傷を受けるなど失明の危険性があります。

 

これらの飛散物から顔や目を守るためにはフェイススクリーンやゴーグルが役に立ちます。

 

 

・耳を守る

 

チェーンソーから出るエンジン音は非常に大きく騒音といわれるレベルです。

 

チェーンソーの音を聞き続けていると、疲労の増大、吐き気、血圧上昇、内分泌系や自律神経の不調、睡眠の不調など、甚大な健康被害を招きます。

 

また騒音に長時間さらされると次第に騒音性難聴になるケースもあるので、耳栓だけでなくイヤマフをしっかり身に着け、騒音をシャットアウトする必要があるといえるでしょう。

 

 

・チェーンソーから身を守る

 

チェーンソーは木を切るだけでなく使用している人の身も傷つけることがあります。

 

刃が少し肌に触れただけでも皮膚を切り裂き、骨に達することがあるので、チェーンソーでひとたびケガをすると長期間の休業、回復不能な後遺症に陥るばかりか、命を落とすケースにもなりかねません。

 

そのために、チェーンソーの刃から身を守ってくれるチェーンソー防護服や安全靴をはいて対策をします。

 

実際に防護具の着用が義務付けられてからは事故の件数は減っているとのことです。

 

 

■林業での日焼け止め対策とは

 

林業は一年中外での作業のため、紫外線対策も大切です。

 

林業での紫外線対策は紫外線防止シャツなどを着用します。

 

袖が長く、襟付きシャツのような体を覆う部分の多い衣服は首や腕、肩を紫外線から守ってくれます。

 

また皮膚に到達する紫外線を減らすために、衣服としてはしっかりとした折り目・網目を持つ生地を選ぶことが重要といえるでしょう。

 

通気性や吸収性が悪いと暑い時期に熱中症になる心配があるので、速乾性や通気性などの対策もされたシャツが好まれています。


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