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林業について

林業の仕事内容や種類にはどんなものがあるのか

林業 | 2016年9月29日

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林業というのは文字通り木を育成して、それを収穫することがメインの仕事になります。
農業とは違い、成長をさせて収穫をするまでには非常に長い期間がかかり、数十年単位の時間がかかるものとなっていて、その間の世話をするのも林業の大事な作業となります。

 

 

■林業ではどういった仕事を行うのか?

 

林業の仕事内容と聞くと一般的に木を伐採してそれを出荷するというイメージを持っている人も多いことでしょうが、それはあくまでも仕事の一部であり、実態としては農家の扱っている対象が木であると考えるとわかりやすいものとなります。

 

農家は作物を育ててそれを出荷することになりますが、林業の場合には木を育ててそれを伐採して出荷をすることになります。

 

林業というのはただ生えている木を適当に切って売っているのではなく、栽培をすることも大事な仕事のひとつとなっているのです。

 

そのため、林業では伐採だけでなく木の成長に関すること全てが仕事の対象となり、やるべきことは非常に多く、ただ生えている木を切るだけという簡単なものではありません。

 

 

■下刈りや枝打ちなど季節によって変わる仕事の種類

 

林業は季節によって、行う仕事が変わってきます。
日本には四季があり、季節によって木の成長具合というのが変わってきますから、時期に合わせて行う作業の種類も変わってくることになるのです。

 

下刈りというのは木の生育を妨げる雑草を取り除く作業であり、これは農業などでも行われている大事な作業となります。
植栽をした木の周りに雑草が生えているとそちらの方に養分を取られる、あるいは日陰になってしまって生育の妨げになってしまうので、下刈りというのは非常に重要な作業のひとつなのです。

 

ある程度木が成長すれば枝の数も多くなってくるので、一部を間引きする枝打ちといった作業も必要になってきます。
これは木の成長が止まる秋から冬頃に行われ、枝の付け根を切ってしまう作業となります。

 

 

■植林や伐採以外にどんな仕事内容があるのか?測量や流通などそれぞれの仕事とは

 

林業の仕事は植林から伐採までの間、木の成長の手助けをするものもありますが、それ以外にもまだまだやることはたくさんあります。

 

木を植えるのはただ適当に植えればいいというわけではなく、計画的に植えなければなりません。
植える位置を考えるために測量といったものが必要となってきますし、伐採をしたものはそれで終わりというわけではなく、それを製材・加工などを施して販売する仕事もあります。

 

そのため、ただ木を切るだけでなくそこから流通ということも考える必要がありますから、流通に関する仕事もあるのです。
これまで日本の木材の流通は「国産が一番」「質を求める人が買ってくれる」という考えが根本にあり、長らく受け身の状態であったため、国内での市場が縮小傾向となってしまいました。
この状況を打開すべく、林野庁でも市場への潤滑な流通を視野に入れた新しい森林管理の方法や流通システムを取り入れ始めてきています。
とくに民間の林業ではハウスメーカーと直結しているところがあり、流通まで視野に入れた業務ができる人を求めています。

 

それぞれのことを一人の人間が担当をするわけではありませんが、林業の仕事というのは木を伐採するだけではなく様々な種類の仕事があります。
今や林業という一次産業で終わらせるのではなく、二次産業、三次産業と連携して経済の中にうまく溶け込めるよう、林業のやり方が変わりつつあるのです。


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