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林業について

林業で建機を扱う時に役立つ・必要な資格とは

林業 | 2016年9月29日

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林業では、従事する労働者の減少と高齢化を補うべく、多くの作業が機械化されています。
また、森林での作業は危険を伴う事も多く、可能な限りの作業を機械で行う事により作業者の安全を確保するのにも役立っています。
それら林業に役立つ機械を操作するにはいくつかの資格が必要です。

 

 

■林業ではどのような建機(建設機械)を扱うのか?

 

林業では様々な機械を使用して作業を行っていますが、人の力で行う事が困難な作業は建設機械を使用しています。

 

一番使用頻度が高い建機はパワーショベルをベースとした機械です。
この機械は力が非常に強く、林業のような重作業に適しています。
主に作業アームのアタッチメントが専用の作業に特化していて、林業に必要な様々な作業に役立つ機械となっています。

 

パワーショベルをベースにしている機械としては、フェラーバンチャ、スキッダ、プロセッサ、ハーベスタ、スイングヤーダというものが主に使われています。

 

その他にも基本となる機械が異なる、フォワーダ、タワーヤーダという機械も使われています。

 

これらの機械は作業場所の状態に合わせて最も役立つように使い分けられています。

 

 

■林業で扱う建機の種類と、それぞれの作業内容とは?

 

ではそれぞれの建機の種類と作業内容について説明します。
まず、パワーショベルがベース機体のタイプから見ていきます。

 

フェラーバンチャは立木を伐採し、つかんで移動させます。
スキッダは丸太を吊り上げ、土間まで地引集材します。
プロセッサは全木集材した材の枝払い、計尺及び玉切りを自動で行います。
ハーベスタは立木の伐倒、枝払い、玉切り及び集積作業を行います。
スイングヤーダはウィンチを搭載しており、アームをタワーとして使用する事で、ケーブルを介して材を集材します。

 

次にベースの機械が運搬車であるフォワーダですが、玉切りした短幹材をグラップルクレーンで荷台に積み込んで自走移動します。
タワーヤーダは自走移動式の集材機で、人工支柱を装備して架線集材を行い、急傾斜地での作業に適しています。

 

 

■建機を扱うにはどのような資格が必要?必要な知識や技術とは?

 

以上のような林業に役立つ建設機械を使用するには必要な資格が有ります。
パワーショベルがベースとなっている建機やクローラーで移動する建機は、車両系建設機械の整地・運搬・積込・掘削用の技能講習が必要です。

 

また、クレーン付きの機械に関しては、小型移動式クレーンの運転免許が必要です。
これらの資格を取るための場所は、建設機械メーカーの技能講習試験場や提携工場などで、講習と試験、資格者証の発行などがほとんど毎月行われています。

 

また専門知識は講習場所で用意された教材の冊子を使い、実地での基本操作も一から丁寧に行われます。
ですから前もっての知識や技能は特別に無くとも問題は有りません。
講習でポイントとなるのは安全に関する事で、深い知識や高度な技術は以後の経験で身に付ける事になります。


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