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オゾン層とはどんな役割?破壊対策と保護法の取り組み

林業 | 2018年6月28日

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「オゾン層破壊」の問題は地球にとって、とても深刻な問題です。

目に見えない所で、人々の暮らしを守るオゾン層にはどのような役割があるのでしょうか?

 

あらゆる国で議論されているオゾン層の役割と破壊対策、保護法の取り組みなどについてまとめてみました。

 

 

■オゾン層とは?

 

オゾン層とは例えると「地球を包む優しいベール」のようなものと言われます。

その正体は酸素原子3個で形成されている気体で、成層圏の約10キロ~50キロ上空に約90%存在します。

 

このオゾンが特に多い層が「オゾン層」と呼ばれるものです。地球の気候はオゾン層によって成り立っているといっても過言ではなく、オゾン層なくては現在の「緑の地球」は存在しなかった事になるほど、重要な役割を担っています。

 

 

■オゾン層の役割

 

では「オゾン層の役割」とはどのようなものでしょうか?

オゾン層は「地球を包む優しいベール」と表現しましたが、オゾン層のベールがあることにより、地球は太陽の有害な紫外線から守られるのです。

 

かつてオゾン層が存在しない地球には太陽の紫外線が直接降り注ぎ、生き物が存在しない不毛の土地でした。

オゾン層が地球を包み始めた事により、紫外線が和らぎ海から生物が生まれ、植物が生まれ、木が森を作り現在の「緑の地球」となったのです。

 

紫外線は生き物の遺伝子や免疫力に深刻な影響を与えます。人類が直接紫外線を浴びてしまうと、皮膚がんや白内障、ウィルス性の病気への耐性が低下し、疫病が蔓延する恐れがあります。

地球上のオゾン層が2/3程度になってしまうと最悪のシナリオが想定されるといわれているくらい、オゾン層は地球に生命が誕生したころから変わらず現在も地球の環境に多大な影響を与えているのです。

 

 

■オゾン層の対策と保護法について

 

とても長い時間をかけて太陽の紫外線から地球を守ってきたオゾン層は、人類が放った「フロン」によって瞬く間に破壊されています。

 

フロンガスはエアコンや冷蔵庫の冷却のために使われてきた物質で、オゾンホールの原因となっています。

オゾンホールをこれ以上拡大させないためにフロンガスを規制すべく、オゾン層の保護に関する法律が制定されました。

 

ウィーン条約及びモントリオール議定書に対応する為の国内法「特定物質の規制などによるオゾン層の保護に関する法律」(昭和63年法律第53号)において、フロンなどの製造の規制と排出の抑制、および使用の合理化を取り決め、世界中からフロンガスをなくそうという取り組みがされてきました。

 

1995年以降、フロンガスを使用する家電は製造されていませんが、1995年以前に作られた家電にはまだフロンガスを使用しているものもあります。

 

廃棄の際はフロンガスを排出させないように配慮するなど現在でもその対応に追われていますが、人々のエコ意識の高まりによりオゾンホールを守ろうという運動は長い年月をかけて世界各地に広まっています、

 

 

地球温暖化教室オゾン層破壊

www.gwarming.com/link/ozon.html

 

クリーンな明日へ!オゾンホール対策について

https://chikyuondankaomanabu.com/taikiosen/07ozonhall_taisaku.html

 

気象庁 オゾン層とは

http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/ozonehp/3-10ozone.html

 


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