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建機レンタルについて

工事現場で好評「快適トイレ」に取り入れられている仕様

建機レンタル | 2017年7月26日

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工事現場や災害時の避難所などには、誰でも利用できる仮設トイレが設置されます。

 

トイレがない場所に簡単に設置できて、用を足せる便利なものですが、イメージとしては、汚くて臭いというマイナスイメージがつきまといます。

 

しかし、近頃「快適トイレ」と呼ばれる商品が登場し、仮設トイレのイメージをくつがえす人気となっています。

 

ここでは、「快適トイレ」とはどのようなものなのかについて、詳しく説明します。

 

 

■男女共に働きやすい環境作りから始まった「快適トイレ」

 

建設現場や工事現場では、従事している労働者は男性が多くなりますが、女性技術者なども働いており、女性からはトイレの環境について不評となっていました。

 

そこで、国土交通省では、平成28年10月1日以降に入札手続きを開始する土木工事から、「快適トイレ(女性も活用しやすいトイレ)」の設置を原則化し、「快適トイレ」の標準仕様を決定しました。

 

快適トイレの定義について-国交省資料:

https://www.ydec.co.jp/wp-content/uploads/2017/07/9fab9e22ab8cc1be0925052392de7d3c.pdf

 

 

■「快適トイレ」の標準仕様

 

これまでの仮設トイレは、和式便座でいわゆる“ぼっとん便所”と呼ばれるタイプのものでした。

 

しかし快適トイレとしては以下の機能が求められています。

 

・洋式便座

・水洗(簡易水洗も含む)、又は、し尿処理装置付き

・臭い逆流防止機能付き(フラッパー機能付き)

・容易に開かない施錠付き(二重ロック等)

・照明設備(電源がなくても良いもの)

・衣類掛け等のフック付きまたは荷物置き場の設備付き(耐荷重5kg以上)

 

上記のように、用を足す場所だけではなく、女性が快適にトイレを済ませられる設備としての機能が揃っています。

 

また、「付属品として備えるもの」としては

 

・男女別の明確な表示(女性が現場にいる場合に必須)

・入り口の目隠し版の設置

・サニタリーボックス(女性専用トイレに限る)

・鏡付き洗面台

・便座除菌シート等の衛生用品

 

が求められ、女性の使用を前提とした付属品が必要となっています。

 

これらは、快適トイレとしての条件を満たすためには、必ず備えなければいけない項目となっています。

 

さらに、より快適に使用するために「推奨する仕様、付属品」として

 

・室内寸法900mm×900mm以上(半畳程度以上)

・擬音装置

・着替え台(フィッティングボード等)

・フラッパー機能の多重化

・窓など室内温度の調整が可能な設備

・小物置場等(トイレットペーパー予備置き場)

 

も設定されています。

 

 

■レンタルできる快適トイレ「車載型ポンプ式簡易水洗トイレ」

 

上記の快適トイレの条件を満たし、レンタル可能な仮設トイレとして「車載型ポンプ式簡易水洗トイレ」があります。

https://www.ydec.co.jp/products/category/road-lighting/restroom/toi

 

こちらは軽トラックなどの荷台にのせて移動可能な快適トイレで、内部は洋式便器・手洗い器・小便器が備え付けられ、本体サイズは最大で1520×1338×2064(屋根開時)mmとなっています。

 

 

快適トイレがあれば工事現場でも避難所などでも、女性が安心してトイレに行くことができます。ぜひ、導入を検討してみてはいかがでしょうか。


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