建機レンタル | 2016年10月19日
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山奥での補修工事や地震や台風などの被害による災害復旧工事の現場では、重機に作業員(オペレーター)が乗り込み、操作をするのが当たり前でした。
しかし、近年は離れた場所から遠隔操作する無人重機が、補修工事や災害復旧工事の現場では使われることが増えています。
災害復旧現場で働く作業員の二次災害防止に、無人重機(ラジコン装置等搭載した建設機械)を作業員(オペレーター)が、安全な遠隔地からラジコンとモニター等による操作で工事を行います。
無人重機を使い無人化施工を行うメリットは、作業員の安全を守れることです。
また、危険性の高い場所で重機の操作をしていると、作業員には多大なストレスもかかります。そのため、操作ミスを引き起こす可能性も高くなり、大きな事故につながりかねません。
安全な場所から無人重機を操作できる無人化施工なら、作業員は操作に集中することができるので、快適な環境でストレスなく働くことができ、事故を防げるのもメリットです。
無人重機による無人化施工のデメリットは、一般的な重機に比べると高価、対応できる作業員が少ないことなどが上げられます。
しかし、安全で快適な作業ができる無人化施工の普及が進めば、これらのデメリットは解消されていくと考えられています。
無人化施工が行われる主な現場は、山奥や災害復旧の工事です。
急な斜面で作業を行うことが多い山奥では、地すべりや土砂崩れなど、様々な事故に遭う可能性が高いです。
地震や台風などの被害による災害復旧工事の現場では、地盤が弛み足元が不安定なことも多くなっています。
こうした危険性の高い現場では、無人化施工のメリットを最大限に生かすことが可能です。
作業員は離れた場所から重機を遠隔操作するので、安全性を守りながら効率的に工事を進めることができます。
無人重機が登場し始めた頃は、高度な操作を要求される作業には向いていませんでしたが、雲仙普賢岳において砂防堰堤の築堤、構造物設置、除石工等で利用されています。
近年の無人重機はアタッチメントが充実してきており、繊細な操作を要求される作業にも対応できるようになりました。
さらに重機を操作できる距離も、これまでより飛躍的に伸び、離れた場所にある危険な屋内での作業も、作業員は建物に近づかず操作可能です。
このように大幅に進化したことによって、ますます安全で効率的な工事ができています。
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